メガネのサボテン

きたああああああああああああああああああああきたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

好きな音MADの好きな所を、もっと上手に言語化したい!

もっと愛を伝えたい!!!

 

初めまして、今回初めてはてなブログに挑戦させて頂きます、メガペンと申します。
簡単に自己紹介させて頂きますと、普段ニコニコ動画に音MADを投稿している、アイマスとFFが好きなサボテンアイコンの者です。

www.nicovideo.jp

はじめに


みなさんは、好きなものにどういう所が好きなのかを伝えるのって、得意でしょうか。

Twitterのフォロワーさんならご存じの方も多いと思いますが、私は視聴した動画で面白い!と思ったら、Twitterに共有するようにしているのですが、その時に簡単な感想を添えるようにしています。

もちろんフォロワーさんに自分の好きな動画を宣伝する意味もありますが、ニコニコの動画共有をTwitterですると、タイトルだけでなく動画IDもハッシュタグ付きで記載してくれるので、それを経由して投稿者さんがエゴサで見つけてくれる事が多々あります。

きっかけは、自分が動画投稿を始めて間もないころに、そうやって自分の動画の感想を書いてツイートしてくれた人がいて、めちゃくちゃ嬉しかったから自分も真似しよう!と始めたことなのですが、
今ではお気に入りの投稿者さんに直接かつ簡単に感想を送れて、それを見てくれた投稿者さんに喜んでもらえるのが嬉しくて、すっかり習慣になってしまいました。

Twitter開設から早四年、塵も積もればなんとやら、今では御覧のようにたくさん・・・

 

 

 

 

こいつ語彙力ねえな???

 

はい。今回の記事は、
こういう好きな動画を見つけた時に、どこがどう好きなのかをうまく表現できるようになろう!
という内容で行こうと思います。とりわけ、音MADに関して取り上げるつもりですが、もしかしたら他のジャンルの動画にも通ずるものもあるかもしれません。

ただ、私自身語学であったり、芸術、音楽理論、映像の歴史などに明るくありません。真剣に音MADの評価方法について研究したような記事ではなく、今後自分が感想を送る時に役に立ったらいいな、程度の自己満足記事になることをご了承ください。


この記事は、音MAD Advent Calendar 2022 に参加しています。
今日で13日目なので、丁度折り返しでございますね。adventar.org

 

 

音声の好きなところ

まず本題に入る前に、自分がその音MADのどこが好きなのかを知るために、音MADという作品を構成している要素を分解してみようと思います。
といっても、大きく分けると

  • 音声
  • 映像
  • 内容(原曲、素材、テーマ、構成、展開など)

の三つに分けられるのが、音MAD合作や他の音MAD作者さんが書いている記事などを見ていても定番なのかな、と感じます。
今回はその三つを主軸に、それぞれの好きになる所を見つけていこうと思います。


と、最初書いている時はそのつもりだったのですが、思った以上に色々な事書いちゃった上に、時間が全然無くなってしまって、今回音声編しか書けませんでした・・・。
ごめんなさい!!!!!!!!!
もしこの記事公開した後に続き読みたいって声があったら、映像編、内容編も時間見つけて書こうと思います・・・。

 

というわけで、音声の好きなところについて触れていきます。
ひとくちに音声と言っても、ここにも要素が色々ありまして、とりあえず自分が思い付いたものを挙げてみると

とかでしょうか。

台詞合わせ

台詞合わせは自分の大好きな要素なので、普段音MADを見るときも、台詞合わせがバシッとハマってるのを見ると、めちゃくちゃ興奮してしまいます。ただ、それを伝えようとすると、

 

 

 

 

 

台詞合わせ
気持ち良すぎ
だろ!!!!


他にも、「上手い」だの「すき」だの、他の物にも使える似たようなワードしか使っていませんでした。
実際みなさんも、台詞合わせに対して「気持ちいい」と感じたことは多いと思います。

 

全ての台詞合わせの気持ちよさの一番の要因は、やっぱり「音ハメ」でしょう。
原曲のリズム、ビートに合わせて、素材の台詞が歌うように畳みかけてくるのは、聞いているだけで体が一緒にリズムに乗ってしまったり、特に特徴的なフレーズだったら、その台詞合わせを歌ってしまいたくなったりします。

なんでそれを気持ちよく感じるのかを正しく説明するのは、それこそ音楽の専門知識とか論文とか読まないと難しいでしょう・・・。
これは完全に持論なのですが、極端なたとえをすると、本来その曲と素材はまったく関係がないはずなのに、
「このキャラクターはこの曲に合わせるために発言したのか?」
とか
「この台詞聞いてからこの曲作ったの??」
と錯覚するくらい、曲と台詞が調和して、一種のハーモニーを奏でるような瞬間に、快感を覚えるのかな・・・とか考えたりしました。何言ってんだこいつ。

 

突然ですが、昨年の音MADAdventCalendarにて、かっぱさんが台詞合わせに関してとても理解が深まる記事を書かれていました。

note.com


こちらの記事から引用させて頂くと、台詞合わせの組み立て方には5パターンあって、

 

1.ひたすら同じ言葉をリフレインさせる
2.曲のフレーズに合ったイントネーションのセリフを合わせていく
3.素材の進行通りセリフを曲と一緒に追っていく
4.曲の元歌詞や文脈などに則した構成
5.前後関係のないセリフを繋げて一つのストーリーにする

の5つなのですが、私はそれぞれに気持ちよさの要因があるんじゃないかと考えました。

そもそも、先述の音ハメもそうですが、シンクロしていたり、綺麗に揃っているものに対し、人間は快感を得るだとか安心するだとかいう話を聞いたことがあります。

音ハメは基本的に「曲のリズムに合わせる」ですが、②はそこから更に、「曲のピッチや抑揚に合わせる」も追加されます。
それだけ曲と素材をシンクロさせられたら、そりゃ気持ちいいに決まってます。
実際、私が台詞合わせを聞いていて一番ゾクゾクするのは、このタイプの台詞合わせが来た時です。
CMのサウンドロゴMADとか特にその傾向が強いと思いますが、全体の台詞合わせの中でワンフレーズだけあるだけでも、めちゃくちゃ気持ちよくなってしまいます。


④は「曲の歌詞や素材同士の言葉を合わせる」という言語的なシンクロによる気持ちよさを与えてくれます。
かっぱさんの記事でも言われていますが、まさにラップ的な要素ですね。曲の歌詞とリンクする台詞合わせは、原曲を知っていれば否応なしにテンションを上げさせられますし、韻を踏んだ台詞合わせは、聞き心地の良さだけでなく、素材把握力の高さにも驚かされます。
最近の上手いボーカル曲音MADはこれをやってるのが多い気がします。
みんな上手ぇなぁおい!!!!!!!!!!

 

③は「素材の一連の展開と、原曲の展開を合わせる」という、構成の面でシンクロさせるものがあると思います。ココロオドルMADとかそうかな?
曲のサビ前でフリやタメを作る、サビで一番見せたいシーンをバンと出す、Cメロや落ちサビ前で落ち着いたシーンやラストへの足掛かりを作るなど、素材の展開の面白さを、原曲の流れに一緒に乗せることで、より一層盛り上げてくれます。
聞いている道中は勿論ですが、このタイプの台詞合わせは、聞き終わったときの満足感というか、曲と素材の尺がピッタリハマったときの達成感のような気持ちよさはとんでもないです。

今年はこれ見たときにまさにそう感じました。

 

①の、ひたすら同じ言葉をリフレインさせるタイプの台詞合わせに関しては、曲との音ハメもそうですが、
素材の台詞が持つリズムの良さと、それを繰り返すことで聞き手が得られる中毒性
による気持ちよさが大きいと思います。

 

自分はまだ挑戦したことがないので分からないのですが、シンプルで単調な構成になりやすい分、素材選びと合わせる曲の組み合わせがとても難しそうな気がしています。
たぶん普段から色々作品を見聞きする中でリズムのよいフレーズが出てきたときに、それに気付けるアンテナを常に張っておくことが大事なんでしょうね・・・
ですがその分、バチっとハマったときの中毒性はずば抜けていると思います。


以上のように、ただ「気持ちいい」台詞合わせのなかでも、いろんな方面から気持ちよさというのは産まれているんじゃないかな、と考えました。
ただ気持ちよかった、と伝えるだけでなく、

音ハメの仕方が気持ちいいのか、
イントネーションまで合っているのが気持ちいいのか、
韻を踏んでいたり歌詞とリンクさせているのが気持ちいいのか
曲全体とピッタリとハマっている構成面が気持ちいいのか
抜き出した台詞の独特なリズムとその繰り返しが気持ちいいのか

なんなら、「曲のここの部分に、この台詞をハメてくるのが気持ちいい!」
のように、ピンポイントで聞いてて気持ちよかった所を発信するのもとてもいいんじゃないかなと思いました。

 

音合わせ

自分が人生で最初に音MADを聞いたときに衝撃を受けた要素は、台詞合わせよりも音合わせの方だったと記憶しています。

まだ音MADの文化にどっぷりとハマっていなかった頃、原曲にしても素材にしても、自分の知っているもの同士の組み合わせの物でないと、何が起きてるのか分からな過ぎて怖くて見れませんでした。
でも、自分の好きな曲を、自分の好きなキャラクターや人物が叫び声等を用いて演奏させられている様は、本来絶対見る事の出来ないコラボレーションで、好きな曲の生演奏を見ているような感覚になれて、そこから音MADを好きになっていきました。

特に、音合わせといえばYTPMVですが、私のYTPMVの好きなところは、
音楽を視覚的に楽しめる所にあります。

昔からFFを始めとしたゲームのサントラとかを聞くのが好きだったのですが、今流れてる曲はどんな音が鳴ってるのかを聞き分けるのが好きで、いわゆる耳コピするときにやるような行為をずっとしていました。まぁちゃんと聞き分けられてたわけではないのですが。
そこから付随して、テレビでオーケストラの演奏などを見かけたときも、あの楽器の奏者からはどの音がなっているんだろうとか、音楽詳しいわけでもないのに奏者の手元口元を見るのが好きでした。

そんな私にとって、YTPMVは、その曲を構成している音たちをとても分かりやすく聞くことが出来るし、何より自分の好きな音楽を、自分の好きな素材たちが、さながらオーケストラやバンドグループのように編成を組んで演奏しているように見えて、左右反転などの動きも伴い、音の動きが目に見える所を何より楽しめるものでした。

音合わせに関して好きなところはどこか聞かれたときに、
音程があっているかどうかは、わたしはそこまで重要視していません。
そりゃ、音程が合っているのを聞けるに越したことは無いですが、合ってなかったらその音MADは好きじゃないのかというと、そうは決してならないし、音作り、ミックスの観点以外では個性が出るポイントではないと思うからです。それにちょっと音程外してても、それはそれでアレンジみたいに聞こえたりするし、ネタ系の音MADだったら敢えて音程を外して笑いを取るというテクニックもあります!
まぁ高速アルペジオの音合わせしてたりする凄い奴とかになると話は別ですが!

そういう意味で、私の音合わせですきなところは、素材選びの部分が大きいかもしれません。

 

例えばネタ系の音MADだったら、
「何でそこの音で音合わせしようとしたんだよwwww」
とか
キャラクター愛を詰め込んだようなファンアート的な音MADだったら
「そのキャラクターらしさを感じる声だ…」
とか
特にYTPMVにおいては、私的オールスターなど、一番作品の個性を出せるポイントが
素材選びに出てくると思います。

音MADの定番素材においても、
例えば修造MADだと、定番の「シューーーッ」や「静かだああああああああ!!」を使っていると、安心感や「ああ、修造MAD見てるなぁ」感が出ていい、というのもあるし、
一方で普段見ないマイナーな素材で音合わせしてたら、純粋に新鮮な感覚を味わえたり、「これどこの素材だよww」という笑いにもつながります。

素材選びに関して、どこが好きか言語化するとしたら、結局はその素材のキャラクターが好きだとか、声の綺麗さ、面白さ、ひいては音合わせしてる時の顔や動きが面白いとか、聞いたまま見たままをそのまま伝えればいいと思うので、そこまで複雑に考える事はないかもしれません。


ただ、我々音MAD作者の音MADを作るときの一番のモチベーションは
「この素材が面白い。この素材がすきだから、この素材の音MADを見たい!」
から来てる人が多いと思います。
だからこそ、その選んだ素材を同じように「好き!」と言われて嬉しくない人はいないでしょう。
私は好きな素材が使われてたら、バンバン言葉にして伝えていこうと思っています。

人力ボーカロイド

最近の音MADの音声の話をするうえで、人力について語らないわけにはいかないですよ~。

これは完全に自分の考えなんですけど、人力ボカロを取り入れてる音MADは、もう人力やってる時点で凄い動画だと思っています。
使用するキャラクターや人物の、五十音をかき集め、音階ごとにソートできればソートして、それを並べて伸ばして、自然になるように音を調節して・・・
普通に台詞や叫び声並べるとは比べ物にならない労力がかかってしまう上、素材の質によって、作りやすさやクオリティも全然変わってきてしまう。

私はそういう点も含め、人力を作るのがめちゃくちゃ苦手なので、単純に人力ボカロをしてる動画は、それだけで褒めたたえちゃいます。

人力ボカロに関して、どういう所がクオリティの高さになるかと言えば、やっぱり「どれだけ本人の歌声に似せられているか」だと思います。ただ、だからこそ良さを「上手い!」とか「本人やん!」とか以外の具体的な言葉で伝えるのがなかなか難しい・・・!
ただ、純粋に人力の上手さ以外にも、私が人力を使った音MADを聞いていて「こういう所がいい!」とよく感じる所が二つあります。

ひとつは全体の展開の中での人力の使いどころです。
音MADのなかで一番定番なのが、サビで一気に人力を始めるタイプでしょうか。
先ほども言いましたが、人力はめちゃくちゃ手間のかかる作業で、音MADの音声の中でも隠し玉や、とっておきのような使われ方をすることが多いです。
それまで台詞合わせ等していたキャラクターがサビで堂々と歌い出す、というのは曲の盛り上がりを更に引き立たせる演出になります。人力を聞いて、「かっこいい!」と感じるときは、単純に人力の上手さだけでなく、そういった演出によるところも大きいと思います。

これとか特にそうでしたね

ネタ系MADでありがちなのが、曲の途中で替え歌したいフレーズに絞って突然人力するタイプもあります。カビキラメキラリ戦法を取り入れている時によくあるかもしれません。サビで人力する時は「待ってました!」となる一方、こっちだと突然歌い出す感じが一層強まって、ギャグなどする時に凄く印象が強くなるのではないでしょうか。

正統派MADにおいても、サビ全体でなく、特に特徴的なフレーズだけ人力するというのもあると思います。どうしても歌わせたかった歌詞を、「ここがやりたかっただけだろ」的に回収することもあるし、そのフレーズのキャッチ―さを引き立てられて、音ハメの気持ちいい台詞合わせと合わさると、とても癖になる音声になると思います。

これ正統派かな…?

ふたつ目は、歌詞改変、いわゆる替え歌です。
人力ボーカロイドすることによって自由に歌わせることが出来るので、そのまま歌わせるのではなく、素材になっているキャラクターに合わせた歌詞にアレンジすることで、より素材と曲の親和性を高め、キャラクターがその曲を歌っている姿に、更にリアリティを出すことができます。

lixy.hatenablog.com

ちょうど今回のAdventCalendar一日目のLixyさんの記事の中にも、歌詞改変に関してどのように取り組んだかを書いてくださってあるので、読んでない方は是非読んでみてください!

更に、シンプルに替え歌らしく笑いを取りに行くことも出来るし、特にビガビガ戦法やたべるんごのうたシリーズなど、ただの替え歌とは違い、人力ボカロを用いるからこそできるネタもあります。
自分の作りたいテーマに沿って、MADのストーリーを思い思いにアレンジできる歌詞改変は、人力ボカロを扱ったMADを見るうえで、自分の一番すきな要素かもしれません。

 

今後自分の中で人力の好きなところを伝えたい際には、もちろんクオリティもそうですが、こういった側面をもっと推していこうと思います!!!

音づくり、ミックス

音作りとかに関しては、やはりYTPMVを見たときに多いのですが、音楽知識がないので

 

と、音作りであったり、なんか雰囲気であったり、抽象的に「いい・・・」としか表現できないことがしょっちゅうあります。

そもそも、自分がしょっちゅう使ってしまう「音作り」という言葉、音MAD関連でしか余り耳にしないですし(DTMやる人で使ってたりするのかな?)これもおそらく定義が曖昧だと思うのですが、自分なりには

音あわせする前に、素材の音程を一定にしたり、引き延ばしたり、vstを挿入したりするなどして、音源として扱いやすく、また音声全体の統一感を出すために、素材の音声を加工する事

と捉えています。なので、
聞いていてなんか聞きやすいな~~!とか
この音かっこいいな~~、きれいだな~~!

とか感じた時に、だいたい
「音作りがいい!!」って言ってると思います。

実際、元の素材の音を知らないことの方が多いので、どこまで音作りによってその音になってるのか分かってないのですが、とりあえず好きな音だったら使ってしまう、最強のワードだと思っています。

というわけで、自分の好きな音色に出会ったときに、その音色がどんな音色なのかちゃんと表現できるように、語彙力を増やしたいと思います。ようやくまともにこの記事にふさわしい事をやります。

自分がよく使うワードとしては

「綺麗」とか

「かっこいい」とか

「優しい」とか

その辺を使いまわしてることがめちゃくちゃ多いです。

こういう同じワードを使いまわすのは芸がないので、類義語を調べて似たような状況に使えるワードを増やしてみたいと思います。
そもそも語彙力を増やせば、微妙なニュアンスの違いも伝える事が出来るようになるので、普段からもっと勉強してもいいですね。

 

「綺麗」の類義語や言い換え・同義語-Weblio類語辞典

 

綺麗の類義語はWeblio類語辞典さんによるとこんな感じ。
結構「可愛い」関連の単語も類義語に含まれていますね。
実際「かわいい」もよく自分が使うワードではあるのですが、キャラクターそのものや、映像表現に使う事が多いですね。

音色に使ってたのあったわ。これ可愛い音らしい

実際私が「綺麗な音」と表現する音は、高音が突き抜けるような音だったり、曇りのない透き通った音だったり、リバーブなど空間系エフェクトが上手い音だったりが多いように感じます。そういうのに当てはまるので言えば、
「清い」「心地よい」とかが一番ふさわしい感じがします。
「風光明媚」とか「艶やか」とか「端麗」とか、視覚的な綺麗さに使う言葉も多い気がしますが、敢えてそれを聴覚表現に使うのもめちゃくちゃかっこいいので使ってみたいですね・・・

 

かっこいいの類義語はこんな感じ

「かっこいい」の類義語や言い換え・同義語-Weblio類語辞典

「グルーヴィな」という音楽に使えるワードが出てきてくれました。
wikiによると、ある種の高揚感を表す言葉らしいですが、具体的な定義は定まっていないようです。主にリズム体を対象とした概念であり、所謂「ノリ」を表す、とあります。*1

ざっくり読んだ感じ、きっちりと決められたテンポやリズムを越えた、演奏者同士の息の合ったコンビネーションとかから生まれるものっぽいですが、とりあえずノリがいい音に関して使っていけるワードという事にしておきたいと思います。
これどちらかというと音合わせより台詞合わせに使うのに向いてますね。

「スタイリッシュな」という言葉も、わりと使うかもしれません

「スタイリッシュ」の正しい意味は
流行にあっているさま、上品でおしゃれなさまらしいですが、「粋でかっこいいもの」だったり「洗練されてスマートなもの」に対してよく使われます。
そういう意味で、かっこいい音の中でも激しいタイプと静かなタイプとありますが、静かなタイプに使うワードという感覚で使っていますね。「クールな」とか「お洒落な」とかもそういう時に使えそうです。

激しいタイプのかっこいいときに、「伊達な」「いなせな」とかも使ってみたいですね~。和風な曲だったり、荒々しい音あわせにピッタリな気がします。

 

「優しい」の類義語でいえば

「優しい」の類義語や言い換え・同義語-Weblio類語辞典


性格に関しての語句をのぞいて、「温かい」や、静けさを表す「柔らか」「穏やか」「閑やか」「ソフト」辺りはまさに適した表現だと思います。
優しい音というと、やっぱりころころしてたり、ふわふわしてたり、刺々していない音をイメージするので、「円い」とか「マイルド」とかもいいかもしれません。

これとか、まさに「柔らかい」音って感じました。優しい音というと、先述した「可愛い音」と自分の中では意味が似通ってますねこれは。


優しさから転じて、大人びた美しさを感じる時には、「エレガント」「優雅」「流麗」なども使えたらお洒落で素敵ですね・・・。
「窈窕(ようちょう)たる」という言葉も、「美しくたおやかなさま、上品でおくゆかしいこと」を意味する言葉のようです。響きが素敵すぎる。

一つ、異様に見慣れないワードを見つけました。
「ソフィスティケート」(sophisticate)
洗練された、都会的な、という意味の言葉だそうです。
私のイメージしていた「優しい」の意味からは少し離れてしまいますが、無駄のない丁寧な作りの動画にふさわしいお洒落なワードだと思いました。
最近は特に映像がソフィスティケートな音MADが多い気もします。

かっこいい音、優しくてかわいい音、と来て、他に音MADでよくある音色といえば、怖い音、汚い音があります。
例のアレ系、ホラー系のMADや、キャラクターの絶叫、人類には早すぎるMADなど、そういう音を出す音MADは大量にありますね。

 

「怖い」の類義語や言い換え・同義語-Weblio類語辞典

「汚い」の類義語や言い換え・同義語-Weblio類語辞典

これ好きな音MADの好きなところ言う時に使うワードじゃねぇ!

「おぞましい」とか「すさまじい」とか「おどろおどろしい」とかは、言葉にトゲがありすぎないし、音の凄さが伝わりやすくて、いいワードですね。

「汚い音」という言葉は、上の表の言葉を借りれば「無味乾燥に下品な」や「攻撃的」「無秩序」な音をいう事が多いでしょうか。
なかなか乱暴な言葉が多いですが、その中なら「えげつない」「穢(きたな)らしい」くらいなら使いやすいかなと思います。
元素材からノイズの強いものやディストーションをバリバリにかけられているものなど、いくつもの音がごちゃごちゃと混ざり合っているかのような音にも、「雑然たる」とか「擾擾(じょうじょう)たる」という言葉がふさわしそうです。どちらもごたごたしている、とかきちんとしていない、乱れているさまという意味らしいです。
偉そうに言ったけど、擾擾たる←これ変換で出てきません。難しすぎて使った所で伝わらないだろ・・・。

音MADにおける汚い音は、そのまま「うるさい音」でもあることが多いです。

「うるさい」の類義語や言い換え・同義語-Weblio類語辞典



「やかましい」「かしましい」「けたたましい」なども、表現のバリエーションとして優秀だと思います。
爆音で音割れしてくるような奴らには、「煩い」「耳障り」とかがちょうどいいかもしれませんね。

 

最後に、あれだけ連呼していた「気持ちいい」の類義語も調べておこうと思います。

 

「気持ちいい」の類義語や言い換え・同義語-Weblio類語辞典


「腰が抜けちゃいそうだ・・・♡」

絶対言わない。

 

「パンチの効いた」「刺激の強い」「爽快な」「清々しい」
この辺りは、まさに私が気持ちのいい音MADを聞いている時に感じていることを言葉にしてくれていますね。テンポが良く、流れるような音声は確かに爽快感ありますよ


気持ちいいの類義語には、快適さや快楽を感じるもの、癒しに関連したワードも多いですね。実際そういった音MADも結構多くて、私も「癒される」というワードにしょっちゅう頼ってしまいます。

上の奴のようなリズムで癒される音MADは、「リラックスできる」「心地いい」がぴったり
下の奴のような素材やストーリーで癒される音MADは、「安らぎを感じる」「穏やかな」気分になれるので、そういった言葉がぴったりですね!

「ウットリする」とか「恍惚の」とかも個人的に使いたいワードですね・・・。

 

色々書き連ねましたが、こういったほめ語録は音声だろうが映像だろうが、音MAD以外でも使えるので、どんどん勉強していくべきだと思いました。

最後に

えらいこと長々と、自分の感想ばかりを連ねてしまいました・・・。
正直書いてて自分でもよく分からなくなったり、いろいろ脱線してたりもしてました。内容も人によって理解できない部分も多かったと思いますが、一部でも共感出来たり、「好き」の伝え方について考えて頂けたら幸いです。

続編を書けるかどうか、いつになるのかは分かりませんが、映像に関して記事書く機会があれば、色調とかテキスト表現とか画面構成とかについて触れられたらいいですね。

今回はじめてブログ記事を書いてみて、実際面白かったので、続編に限らずまた書くこともあったら、その時はまたよろしくお願いいたします。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
引き続き音MADAdventCalendarを、明日以降もお楽しみくださいませ。